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結論から言います。エンジニアが転職や年収交渉で損をする最大の原因は、「自分の価値を言語化できていない」ことです。
「自己PRを書こうとしても、技術以外に何を書けばいいかわからない」「面接で『なぜあなたか』と聞かれて、スキルの羅列しかできない」——こうした悩みを持つエンジニアは非常に多いです。
技術力はあるのに、それを採用担当者や上司に伝えられない。これは本当にもったいないことです。
この記事では、エンジニアが自分の価値を言語化するための具体的なフレームワークと、実際に年収100万円アップを実現した事例を交えて解説します。
なぜエンジニアは「自分の価値」を言語化できないのか
エンジニアが言語化に苦手意識を持つ背景には、いくつかの構造的な理由があります。
技術に集中することが美徳とされてきた
エンジニアの世界では、「コードで語る」「成果物で証明する」という文化が根強くあります。自分をアピールすることを「自慢」や「ポエム」と捉えて避ける傾向が見られます。
しかし、転職市場では言語化できないスキルは存在しないのと同じです。採用担当者はコードを読む時間がないため、あなたの口から説明されなければ価値を判断できません。
定量化しにくい貢献が多い
「レビューでバグを未然に防いだ」「チームの認識を揃えるドキュメントを書いた」など、エンジニアの貢献は目に見えにくいものが多いです。
売上や契約件数のように明確な数字が出にくいため、「何を書けばいいかわからない」という状態に陥りがちです。
参考:エンジニアが市場価値を高めるスキルポートフォリオ設計も合わせてご覧ください。
IT女子 アラ美スキル棚卸しの実践ステップ
言語化の第一歩は、自分が持っているスキルと経験を体系的に整理することです。
ステップ1:業務履歴を時系列で書き出す
過去3年間を目安に、担当したプロジェクトや業務を時系列で書き出します。
- プロジェクト名・期間
- 自分の役割(開発、設計、レビュー、PM補佐など)
- 使用技術・ツール
- チーム規模
ステップ2:各業務の「課題→行動→成果」を言語化する
単なる業務内容ではなく、STAR法(Situation, Task, Action, Result)で整理します。
【例】
Situation: 本番環境のレスポンスが3秒を超えており、ユーザー離脱率が増加
Task: パフォーマンス改善を担当
Action: N+1クエリの解消、インデックス追加、キャッシュ層の導入
Result: レスポンスを0.8秒に短縮、離脱率が15%改善
ステップ3:「他者への影響」を明確にする
自分の行動がチームやプロダクトにどう影響したかを言語化します。これが採用担当者が最も知りたい部分です。
- チームメンバーの工数削減(例:レビュー時間を30%削減)
- 障害の未然防止(例:本番障害を月平均3件から0件に削減)
- 他チームへのナレッジ共有(例:社内勉強会で技術移転を実施)
- 新メンバーのオンボーディング効率化(例:ドキュメント整備で立ち上げ期間を2週間短縮)
特に重要なのは、数字で表現することです。「改善しました」ではなく「〇〇%改善しました」「〇〇時間削減しました」と具体的に示すことで、説得力が大きく変わります。
参考:エンジニアのスキルシート・職務経歴書を魅力的に書くためのアピールポイント整理術も参考になります。



職務経歴書・面接で使える訴求フレームワーク
スキル棚卸しができたら、次は実際のアピール文に落とし込みます。
訴求の3層構造
効果的なアピールは、以下の3層で構成されます。
- What(何をしたか):具体的な行動・施策
- Why(なぜそれをしたか):課題認識・判断の背景
- Impact(どんな影響があったか):定量・定性の成果
NGパターンとOKパターンの比較
【NG】React、TypeScript、Next.jsを使った開発を担当しました。
【OK】レガシーなjQueryベースのフロントエンドをReact/TypeScriptにリプレイス。
開発効率が向上し、新機能リリースサイクルが月1回から週1回に短縮されました。
コードレビュー時間も50%削減し、チーム全体の生産性向上に貢献しました。


参考:面接で聞かれる『なぜ転職したいのか』に説得力を持たせる回答設計も合わせてお読みください。



【ケーススタディ】年収100万円アップを実現した言語化事例
ここでは、実際に言語化を改善して年収アップを実現した事例を紹介します。
参考:エンジニアがスキルアップできる転職先を見極めるための評価軸と面接での質問術も合わせてご覧ください。



言語化スキルを維持・向上させる習慣
言語化は一度やって終わりではなく、継続的にアップデートすることが重要です。
週次の振り返り習慣
毎週金曜日に15分間、以下を記録する習慣をつけます。
- 今週の主な成果(技術的・非技術的)
- 解決した課題とそのアプローチ
- チームへの貢献(レビュー、ドキュメント、メンタリングなど)
成果ログの蓄積
NotionやGitHub Issueなど、自分が使いやすいツールで成果ログを蓄積します。転職活動を始めてから慌てて振り返るのではなく、日常的に記録しておくことで言語化の精度が上がります。
参考:エンジニアが社内で評価されるためのアピール戦略と1on1活用術も参考になります。
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まとめ
この記事では、エンジニアが「自分の価値」を言語化するための実践的な方法を解説しました。
- エンジニアが言語化できない原因は、技術に集中する文化と貢献の定量化の難しさにあります。
- スキル棚卸しはSTAR法(状況→課題→行動→結果)で整理すると効果的です。
- アピール文はWhat/Why/Impactの3層構造で構成し、成果まで含めて伝えることが重要です。
- 言語化は週次の振り返り習慣で継続的に磨くことができます。
技術力があるのに伝えられないのは、本当にもったいないことです。この記事で紹介したフレームワークを使って、あなたの価値を正しく言語化してみてください。














