IT女子 アラ美お疲れ様です!IT業界で働くアライグマです!
「SESで客先常駐を続けているけど、このままでいいのか不安…」
「自社開発企業に転職したいけど、何から始めればいいかわからない…」
こんな悩みを抱えているエンジニアの方は多いのではないでしょうか。
採用面接の現場では、「SESから自社開発企業への転職」で成功する人と苦戦する人の違いがはっきりと表れます。
本記事では、SES脱出を目指すエンジニアが、自社開発企業への転職を成功させるための具体的な準備と行動計画を解説します。
「なんとなく転職したい」という漠然とした状態から、「この会社で働きたい」と明確に言える状態へ変わるためのステップをお伝えします。
SES脱出を考える前に整理すべき前提条件



SESから自社開発企業への転職を考えるとき、まず整理しておきたいのが「なぜ転職したいのか」という動機の明確化です。
「SESが嫌だから」という消極的な理由だけでは、面接で説得力のある志望動機を語れません。
SESの何が不満なのかを言語化する
SESに対する不満は人それぞれですが、よく聞くのは以下のようなものです。
- 技術選定に関われない:クライアントの指定した技術スタックを使うしかない
- プロダクトへの愛着が持てない:案件が終われば関係が切れる
- キャリアの見通しが立たない:次にどんな案件に入るか予測できない
- 評価基準が曖昧:稼働時間で評価され、技術力が正当に評価されない
これらの不満を具体的に言語化できると、「自社開発企業で何を実現したいか」という前向きな志望動機に変換しやすくなります。
自社開発企業への幻想を捨てる
一方で、「自社開発企業に行けばすべてが解決する」という幻想は捨てるべきです。
自社開発企業にも、レガシーコードの保守、社内政治、納期プレッシャーなど、SESとは別の課題があります。
採用面接の場面では、「SESが嫌だから」という理由だけで応募してきた候補者は、入社後のミスマッチが起きやすい傾向があります。
逆に、「御社のプロダクトで〇〇を実現したい」と具体的に語れる候補者は、入社後も活躍するケースが多いです。
転職活動の準備として、ITエンジニア転職の職務経歴書で差をつける:技術力を可視化する実績整理とアピール戦略も参考にしてください。



SES脱出から自社開発転職までのロードマップ
SESから自社開発企業への転職を成功させるには、準備→行動→選考→内定という4つのフェーズを意識することが重要です。
それぞれのフェーズで何をすべきかを整理しておきましょう。
キャリアの方向性を考える際は、プロジェクトマネージャーへのキャリアパス:開発者から管理職への移行戦略と必要スキルも参考になります。
フェーズ1:準備期間(1〜3ヶ月)
準備期間では、以下の3つを並行して進めます。
- スキルの棚卸し:SESで経験した技術・業務を整理し、アピールポイントを明確にする
- ポートフォリオ作成:個人開発やOSS貢献など、自分の技術力を示す成果物を用意する
- 企業研究:興味のある自社開発企業をリストアップし、技術スタックや開発文化を調査する
フェーズ2:行動期間(1〜2ヶ月)
準備が整ったら、転職エージェントへの登録や求人への応募を開始します。
SESから自社開発企業への転職に強いエージェントを選ぶことで、書類選考の通過率が大きく変わります。
フェーズ3:選考期間(1〜2ヶ月)
書類選考を通過したら、技術面接と人物面接に臨みます。
SES出身者が特に意識すべきは、「なぜ自社開発企業で働きたいのか」という質問への回答です。
フェーズ4:内定・退職(1ヶ月)
内定を獲得したら、現職の退職手続きを進めます。
SESの場合、案件の契約期間や引き継ぎの都合で退職時期が制約されることがあるため、早めに上司に相談しておくことをおすすめします。
以下のグラフは、SESから自社開発企業への転職で変わる働き方の満足度を示しています。





SES出身者が自社開発企業の選考で評価されるポイント
SES出身者が自社開発企業の選考を受けるとき、採用担当者は何を見ているのでしょうか。
採用側の視点から、評価されるポイントと落とし穴をお伝えします。
評価されるポイント
SES出身者が評価されやすいのは、以下のような点です。
- 多様な環境への適応力:複数の現場を経験しているため、新しい環境にも馴染みやすい
- 幅広い技術経験:案件ごとに異なる技術スタックを経験しているケースが多い
- コミュニケーション能力:クライアントや他社のエンジニアと協働した経験がある
これらの強みを具体的なエピソードとともに語れると、面接官の印象に残りやすくなります。
落とし穴:避けるべき回答パターン
一方で、SES出身者が陥りがちな落とし穴もあります。
- 「SESが嫌だから」という消極的な理由:前向きな志望動機に変換できていない
- 「何でもできます」という曖昧なアピール:専門性が見えず、即戦力として評価されにくい
- 「御社で成長したい」という受け身の姿勢:会社に何を貢献できるかが伝わらない
採用面接では、SES出身の候補者に対して「入社後、最初の3ヶ月で何を実現したいですか?」という質問がよく出ます。
この質問に具体的に答えられる候補者は、入社後も主体的に動ける人材として評価されやすいです。
年収アップを目指す転職については、エンジニア転職で年収800万円を実現するAIエージェント開発スキルの実践戦略も参考にしてください。



SES脱出を成功させたケーススタディ



状況(Before)
- 28歳男性、SES企業でJavaのバックエンド開発を3年経験。客先常駐で金融系システムの保守・運用を担当していた
- 年収は380万円で、同年代の自社開発企業勤務のエンジニアと比較して約80万円低い水準だった
- 技術選定に関われず、Java 8とStrutsという古い技術スタックを使い続けており、モダンな開発経験がないことに危機感を覚えていた
- 「このままSESに残ってもキャリアの展望が見えない」と感じ、自社開発企業への転職を決意した
行動(Action)
- まず3ヶ月間、平日2時間・休日4時間を確保してReact + TypeScriptを採用し、ポートフォリオアプリ(タスク管理ツール、約3,000行)を実装してGitHubに公開した
- IT特化型の転職エージェント2社を導入し、初回面談で「自社開発企業で、モダンな技術スタックを使いたい」という軸を明確に伝えたところ、非公開求人15件を紹介された
- 職務経歴書の構成を変更し、「金融系システムの保守で培った品質意識と障害対応力」をSES経験の強みとして訴求。エージェントのレビューを3回受けてブラッシュアップした結果、書類通過率が向上した
- 面接対策として志望動機を最適化し、「SESが嫌だから」ではなく「プロダクトの成長に技術で貢献したい」という前向きな動機を一貫して伝えることで面接官の評価を得た
結果(After)
- 書類応募12社のうち5社で面接に進み、2社から内定を獲得した。最終的にSaaSスタートアップのバックエンドエンジニアとして入社
- 年収は380万円から480万円に上昇(約26%アップ)。技術スタックはKotlin + Spring Boot + Reactに転換できた
- 入社後3ヶ月で新機能のAPI設計をリードする役割を任され、技術選定にも関われる環境を手に入れた
このケーススタディから得られる教訓は、SES経験を「弱み」ではなく「異なる強み」として言語化することです。金融系保守で培った品質意識は、自社開発企業でも高く評価されるスキルです。SIerから自社開発へ転職後90日間のキャッチアップ戦略では、転職後のスムーズな立ち上がり方を解説しています。



転職活動を成功させるための具体的なアクションプラン
ここまでの内容を踏まえて、SES脱出を実現するための具体的なアクションプランを整理します。
「いつか転職したい」という漠然とした状態から、「3ヶ月後に内定を獲得する」という明確なゴールに向けて動き出しましょう。
今週中にやること
まずは小さな一歩から始めます。
- スキルシートの更新:SESで経験した技術・業務を時系列で整理する
- 転職サイトへの登録:最低2〜3社のエージェントに登録し、市場価値を確認する
- 興味のある企業を3社リストアップ:技術ブログや採用ページを読み込む
1ヶ月以内にやること
準備期間の中盤では、以下のタスクを進めます。
- ポートフォリオの作成:GitHubに個人開発のリポジトリを公開する
- 職務経歴書の完成:エージェントのフィードバックを受けて改善する
- 技術面接の対策:よく出る質問への回答を準備する
3ヶ月以内にやること
行動期間に入ったら、積極的に応募を進めます。
- 書類応募を10社以上:興味のある企業に積極的にエントリーする
- 面接を5社以上:場数を踏んで面接に慣れる
- 内定獲得・退職交渉:複数の内定を比較検討し、最適な選択をする
社内SEへのキャリアチェンジを検討している方は、社内SE転職を目指すエンジニアのためのインフラ自動化実装スキルと実務ポートフォリオ構築も参考になります。
社内SEのエージェント選びで迷う方は、社内SE転職エージェント3社比較ガイドであわせて検討してみてください。
SES脱出後にフリーランスとして独立する選択肢も視野に入れている方は、フリーランスエージェント5社比較ガイドもチェックしてみてください。



よくある質問
SES経験しかなくても自社開発企業に転職できますか?
SES経験のみでも自社開発企業への転職は十分に可能です。採用担当者はSES経験を「多様な環境への適応力」や「幅広い技術経験」として評価するケースが多いです。ただし、個人開発やOSS貢献などでモダンな技術への意欲を示すポートフォリオがあると、書類通過率が大幅に上がります。
SESから転職するベストなタイミングはいつですか?
案件の契約更新のタイミングが最もスムーズです。契約期間の途中で退職すると、SES企業との関係が悪化する可能性があるため、契約終了の1〜2ヶ月前から転職活動を本格化させるのが理想です。年度末(1〜3月)は求人数が増える傾向があるため、この時期に合わせるのも有効です。
年収はどのくらい上がりますか?
IT特化型エージェントを活用したSES出身者の転職では、年収50〜150万円アップの事例が多く見られます。ただし、年収アップだけを目的にすると技術的な成長機会を見逃すリスクがあるため、「年収」「技術スタック」「開発文化」のバランスで判断することが重要です。
SES企業を辞めるとき、引き止められたらどうすればいいですか?
SES企業は人材が収益源のため、引き止めが強い傾向があります。退職の意思は明確に伝え、「次の案件が決まっている」「3ヶ月後に退職したい」など具体的な期日を示すのが効果的です。法律上、正社員であれば退職届提出から2週間で退職できることも覚えておいてください。
上記のよくある質問は、SES脱出を検討するエンジニアから多く寄せられる疑問を厳選しました。転職のタイミング、年収の見通し、退職時のトラブル対処など、行動を起こす前に立ち止まってしまう典型的な障壁をカバーしています。SES脱出を成功させるには、正しい情報を持った上で計画的に動くことが最も重要です。迷いがあるなら、まずはエージェントへの相談から始めてみてください。
SES脱出に向けたエージェント選びは、自分のキャリア目標に合ったサービスを比較して選ぶことが重要です。年収800万円以上を狙う場合は、ハイクラスエンジニア転職エージェント3社比較も併せて確認すると、選択肢が広がります。
SES・SIerから自社開発企業へのキャリアチェンジや、年収アップを目指すなら、IT経験者向けの転職エージェントを活用しましょう。
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まとめ
本記事では、SES脱出を目指すエンジニアが、自社開発企業への転職を成功させるための準備と行動計画を解説しました。
要点を整理します。
- 動機の明確化:「SESが嫌だから」ではなく、「自社開発企業で何を実現したいか」を言語化する
- 4つのフェーズ:準備→行動→選考→内定の流れを意識し、計画的に進める
- 評価されるポイント:多様な環境への適応力、幅広い技術経験、コミュニケーション能力をアピールする
- エージェント選び:SESから自社開発企業への転職に強いIT特化型エージェントを活用する
SESから自社開発企業への転職は、決して難しいことではありません。
適切な準備と行動計画があれば、3〜6ヶ月で内定を獲得することは十分に可能です。
まずは今週中に、スキルシートの更新と転職エージェントへの登録から始めてみてください。
小さな一歩が、あなたのキャリアを大きく変える第一歩になります。













