年商1000万円の壁を突破するフリーランスエンジニアの生存戦略:単価アップとエージェント活用の最適解

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お疲れ様です!IT業界で働くアライグマです!

先日、フリーランス5年目のEさんからこんな相談を受けました。

「技術力には自信があるのに、なぜか年商700万から伸びないんです…周りのエンジニアは1000万超えている人もいるのに、何が違うんでしょうか?」

実はこれ、多くのエンジニアが陥る「商流の罠」なんです。
どんなに高いスキルを持っていても、契約する「場所」を間違えれば、収入は頭打ちになります。逆に言えば、商流を変えるだけで年収200万〜300万アップは十分に狙えるのです。

今回は、Eさんの事例を元に、フリーランスエンジニアが「年商1000万円の壁」を突破するための生存戦略を解説します。

目次

なぜ「年商1000万の壁」が存在するのか

💡 首都圏の高単価案件で年商アップを狙う
直請け・高単価案件が豊富。商流を変えて手取りを増やすなら

フリーランスの年収を決める最大の要因は「スキル」ではありません。「商流の深さ」です。
エンドクライアントから見て、あなたの間に何社入っているでしょうか?

日本のIT業界は、ゼネコンのような多重下請け構造になっています。
発注元(エンドユーザー)がプライムベンダー(元請け)に発注し、そこから2次請け、3次請け…と仕事が降りてきます。
問題なのは、商流が深くなるごとに「中間マージン」が発生することです。

例えば、エンドユーザーが月額120万円で発注したとしましょう。
元請けが管理費として20%抜き(残り96万円)、2次請けのエージェントやSIerがさらに15%〜20%抜き(残り約80万円)、そこからさらに3次請け企業が入ると…最終的にエンジニアの手元に届く頃には、月単価50万円〜60万円になってしまうのです。
これが「年商700万円の壁」の正体です。あなたがどれだけ優秀で、現場で評価されていても、構造上これ以上の金額は出せない仕組みになっているのです(参考:独立前に確認すべき条件)。

さらに、インボイス制度の導入が追い打ちをかけています。
これまでは免税事業者として消費税分を「益税」として受け取れていましたが、課税事業者になれば売上の10%相当を納税する必要があります。
「単価は変わらないのに手取りが1割減った」という悲鳴が聞こえますが、これは商流を変えずに同じ場所に留まっていることが原因です。消費税分を価格転嫁できる強い立場(商流の浅い場所)に行かなければ、実質的な収入減は避けられません。

「1000万円の壁」を突破するには、スキルアップと並行して「商流アップ」が必須条件なのです。

IT女子 アラ美
やっぱり中抜きって深刻なんですね…スキルさえ上がれば単価も上がると思っていました。
ITアライグマ
はい。スキルは「採用の条件」にはなりますが、「単価の上限」を決めるのは商流なんです。構造的な問題なので、場所を変えるしかありません。

年商シミュレーション:50万vs90万の世界線

単価の違いが年商と手取りにどれだけ影響するか、より詳細にシミュレーションしてみましょう。
月単価50万円(3次請け想定)と90万円(直請け/高単価エージェント想定)の比較です。

単価アップによる年商の壁突破・シミュレーション

月単価50万円(年商600万円)のリアル

まず、月単価50万円の場合、年商は600万円です。
ここから国民健康保険(約50万円)、国民年金(約20万円)、所得税・住民税(約30万円〜)、さらにインボイス対応で消費税(簡易課税でも数十万円)を支払います。
経費を差し引いたとしても、自由に使える「手取り」は400万円台前半になることが多いでしょう。
これでは、リスクを取ってフリーランスになった意味があまり感じられません。会社員時代の給与と変わらないか、ボーナスや福利厚生がない分、実質マイナスかもしれません。

月単価90万円(年商1080万円)の世界

一方、月単価90万円なら年商は1080万円になります。
税金や社会保険料も当然増えますが、プログレッシブ(累進)課税の影響を受けても、手元に残る金額は700万円〜800万円近くになります。
月額にして30万円近く、手取りが増える計算です。これなら、老後のためのiDeCoや小規模企業共済への積み立て、新しい技術習得のためのスクール費用、ハイスペックなPCへの投資など、将来のための「種まき」にお金を使えるようになります。

「同じ仕事をしていても、契約形態が違うだけで年収が400万円違う」という事実。
これがフリーランスの残酷な現実です。月単価を10万円上げるだけで、年収は120万円アップします。このインパクトを甘く見てはいけません(自分のスキルでいくら稼げるかを知ることは重要です)。

IT女子 アラ美
同じ仕事で400万も違うなんて…!今の現場にしがみついている場合じゃないですね。
ITアライグマ
そうなんです。特にインボイス後は、消費税の納税分も考慮して、強気の単価設定が必要不可欠になってきています。

【ケーススタディ】商流を変えて年収200万アップ

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海外・ハイクラス案件でさらに上へ
英語力を活かして、月単価100万円〜、年収2000万円を目指すなら

では実際に、商流を変えて年商アップに成功した事例を見てみましょう。Eさんのケースです。

状況 (Before)

【Eさんの状況】 32歳 フリーランスエンジニア。Java/Spring Framework経験5年。月単価60万円でSES企業の3次請け案件に参画中。年商720万円。

【課題と悩み】 導入前は、技術的にはリーダー級の働きをしているのに、単価交渉に応じてもらえず悩んでいました。インボイス制度開始に伴い、課税事業者になったことで実質手取りが減少。「このままではジリ貧だ」と危機感を抱いていた当時でした。

行動 (Action)

【行動と工夫】 そこで案件探しの手法を変更し、商流の浅いエージェント(TechAdapt)を採用しました。職務経歴書を「モダン化」し、AWSやDockerの使用経験を強調するよう書き換えました。面談では「月単価80万円以上」を希望条件として明確に提示し、強気の交渉を行いました(参考:独立時のチェックリスト)。

結果 (After)

【結果】 その結果、プライムベンダー直下の案件(商流:自分→エージェント→プライム)に月単価83万円で参画が決まりました。年商は720万円から996万円へと約276万円アップし、ほぼ1000万円に到達しました。単価が上がったことで気持ちに余裕ができ、自己投資に回す資金も確保できるようになりました。

IT女子 アラ美
たった一度の転職活動(案件変更)で270万アップはすごい!行動あるのみですね。
ITアライグマ
商流をひとつ飛ばすだけで、これだけのインパクトがあります。エージェント選びは戦略的に行いましょう。

エージェント選びの「生存戦略」

年商1000万を目指すなら、エージェント選びにも「戦略」が必要です。
1つのエージェントに依存せず、常に複数のパイプを持っておくことがリスクヘッジになります(参考:エージェントの賢い使い方)。

TechAdapt:首都圏・高単価特化

まず検討すべきは、TechAdaptのような「高単価特化型」のエージェントです。
彼らは商流の浅い直請け案件を多く保有しており、マージン率も低く設定されています。
特に首都圏のJava、PHP、GoなどのWeb系案件に強く、月単価80万円〜100万円のレンジがボリュームゾーンです。
「とにかく手取りを増やしたい」「技術力には自信がある」という方には最適です。

TechGo(テックゴー):ハイクラス・先端技術

さらに上、年収1200万〜1500万を目指すならTechGoです。
AI、機械学習、ブロックチェーン、Rustなどの先端技術案件や、CTO/VPoE候補などのハイクラス案件が中心です。
通常の求人サイトには載っていない非公開求人が多く、自分のスキルが市場でどう評価されるかを知るためだけでも登録する価値があります。

Midworks:安心と安定のバランス

一方で、「フリーランスだけど正社員並みの安心も欲しい」という場合はMidworksが候補に入ります。
給与保障制度や保険料の負担軽減など、福利厚生が非常に手厚いのが特徴です。
単価はTechAdaptに比べるとややマイルドになることもありますが、家族がいる場合や、初めてのフリーランスで不安がある場合には、この「安心感」はお金に変えられない価値があります。

自分のフェーズに合わせて、最適なパートナーを選び分けましょう。
「今は攻め時だからTechAdapt」「子供が生まれたからMidworks」といった使い分けも賢い戦略です。

IT女子 アラ美
なるほど、自分の状況に合わせてエージェントも使い分けるのが大事なんですね。
ITアライグマ
はい。まずは複数のエージェントと面談して、「自分の市場価値」を客観的に把握することから始めましょう。

おすすめエージェント比較

最後に、年商アップを目指すフリーランスにおすすめのエージェントを比較しました。
それぞれの特徴を理解して、自分に合ったサービスを選んでください(スキルポートフォリオも参考に)。

自分のスキルを活かしてフリーランスとして独立したい、あるいは副業で収入を得たいと考えている方は、以下のエージェントを活用するのが近道です。

比較項目 Midworks レバテックフリーランス PE-BANK
保障・安心感 正社員並みの手厚さ給与保障・福利厚生あり 一般的案件数は業界最多 共済制度あり確定申告サポート等
単価・マージン 低マージン・公開 非公開 明朗会計(公開)
案件獲得の手間 リモート・週3など柔軟 高単価案件が豊富 地方案件に強い
おすすめ度 S独立直後〜中級者 Aガッツリ稼ぐなら Bベテラン・地方
公式サイト 案件を探す - -
IT女子 アラ美
フリーランスになりたいけど、保障がないのが不安で…どこがおすすめですか?
ITアライグマ
フリーランス特有の不安を消したいならMidworksがベストパートナー!案件の多さで選ぶなら、業界最大手のレバテックフリーランスも王道ですね。

まとめ

「年商1000万円の壁」は、決して越えられない壁ではありません。
スキル不足ではなく、単に「いる場所」が間違っているだけの可能性が高いのです。

商流を意識し、適切なパートナー(エージェント)を選ぶことで、あなたのエンジニアとしての価値は正当に評価されるようになります。
まずは一歩踏み出して、自分の市場価値を確かめてみませんか?

あなたの挑戦を応援しています!
次回の記事もお楽しみに!

IT女子 アラ美
勇気が出ました!まずは面談で自分の価値を聞いてみます!
ITアライグマ
その行動力が未来を変えます!良い案件に出会えることを祈っています!

厳しめIT女子 アラ美による解説ショート動画はこちら

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この記事を書いた人

ITアライグマのアバター ITアライグマ ITエンジニア / PM

都内で働くPM兼Webエンジニア(既婚・子持ち)です。
AIで作業時間を削って実務をラクにしつつ、市場価値を高めて「高年収・自由な働き方」を手に入れるキャリア戦略を発信しています。

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