IT女子 アラ美お疲れ様です!IT業界で働くアライグマです!
「副業に興味はあるけど、何から始めればいいかわからない」というエンジニアは多いのではないでしょうか。技術力はあるのに、それを収益に変える方法がわからず、結局本業だけで時間が過ぎていく。PjMとして多くのエンジニアと関わる中で、そうした声を何度も聞いてきました。
この記事では、エンジニアが副業で月10万円を安定的に稼ぐための実践ロードマップを、技術ブログ・受託開発・技術顧問の3つの収入源に分けて解説します。確定申告の基礎知識まで含めた、副業スタートに必要な情報を網羅しています。
エンジニア副業の前提と現在地の整理



エンジニアの副業を始める前に、まず整理すべきは「自分の現在地」と「副業の種類ごとの特性」です。
副業には大きく分けてストック型(技術ブログ、Udemy講座、OSSスポンサー)とフロー型(受託開発、技術顧問、スポットコンサル)の2種類があります。ストック型は初期の収益化に時間がかかりますが、一度軌道に乗れば労働時間に比例しない収入が得られます。フロー型は即金性が高い反面、稼働を止めると収入もゼロになります。
理想は両方を組み合わせることです。フロー型で短期的な収入を確保しながら、ストック型の資産を積み上げていく戦略が最も安定します。
重要なのは、副業を始めるタイミングと順序です。いきなり受託開発に飛びつくのではなく、まずは技術ブログで自分の専門領域を言語化し、それをポートフォリオとして活用する流れが最も効率的です。ブログを書く過程で「自分が何を売れるのか」が明確になり、受託案件の提案書にも説得力が生まれます。
また、副業を始める前に必ず確認すべきは現職の就業規則です。副業禁止の企業でも、届出制で許可されるケースが増えています。SES環境からの脱出を目指すキャリアチェンジ戦略でも触れた通り、副業の自由度は働く環境によって大きく異なります。



副業収入源の全体像と月10万円の組み立て方
エンジニアが副業で月10万円を達成するための収入ポートフォリオを整理します。


上のグラフの通り、収入源によって月収の目安は大きく異なります。現実的な組み合わせ例を示します。
パターンA:技術ブログ3万円 + 受託開発7万円 = 月10万円
技術ブログで広告収入やアフィリエイト収入を月3万円程度確保しつつ、月に1〜2件の小規模受託案件をこなすパターンです。ブログの記事がポートフォリオ代わりになり、受託案件の獲得にもつながる好循環が生まれます。
パターンB:技術顧問10万円 + 技術ブログ2万円 = 月12万円
月2回程度のミーティングで技術アドバイスを行う顧問契約を1社確保し、ブログで補完するパターンです。時間効率が最も高く、技術ブランディング戦略で発信力を高めておくと、顧問案件の獲得がスムーズになります。
パターンC:受託開発15万円(週末集中型)
土日に集中して開発案件をこなすパターンです。即金性は高いですが、体力的な持続性に課題があるため、長期的にはパターンAやBへの移行を推奨します。
案件獲得チャネルの選び方
副業案件の獲得チャネルは複数ありますが、エンジニアの場合は以下の優先順位で攻めるのが効率的です。
- 知人・元同僚からの紹介:最も信頼性が高く、単価交渉もしやすい。日頃から技術コミュニティでの関係構築が重要
- 技術ブログ・SNS経由の問い合わせ:発信を続けることで「指名」で依頼が来るようになる。営業コストがゼロに近い
- クラウドソーシング:実績ゼロの段階では有効だが、手数料が高い(20%前後)ため、3件程度の実績を積んだら直接契約に切り替えたい
- フリーランスエージェント:週1〜2日稼働の副業案件を扱うエージェントも増えている。単価は高いが、稼働時間の制約がある



具体シーン1:副業ゼロから月8万円を達成したケーススタディ



状況(Before)
当時、SIer勤務3年目のバックエンドエンジニアが副業を始めようとしていました。年収は約450万円、技術スタックはJava/Spring Bootが中心です。副業経験はゼロで、「何から手をつければいいかわからない」という状態でした。本業の残業は月20時間程度で、平日夜と週末に約15時間の副業時間を確保できる見込みでした。
行動(Action)
- 1ヶ月目:技術ブログを開設し、本業で学んだSpring Bootのノウハウを週2本ペースで記事化。同時にクラウドソーシングサイトに登録し、プロフィールにブログURLを掲載した
- 2〜3ヶ月目:ブログ記事が15本を超えた段階で、記事をポートフォリオとして採用し、小規模なAPI開発案件(5万円)を1件受注。納品後のフィードバックを基にブログ記事を追加で実装した
- 4〜6ヶ月目:ブログにGoogleアドセンスとアフィリエイトを導入したことで、月5,000円の広告収入が発生。受託案件はリピーターがつき、単価交渉を行った結果、1件あたり約5万円で月1〜2件を安定受注
結果(After)
- 6ヶ月後の副業月収:約8万円(受託7万円 + ブログ1万円)
- ブログ記事数:48本、月間PV:約8,000
- 副次効果として、ブログ経由で転職オファーが2件届き、年収550万円のポジションへの転職も実現
このケースで重要だったのは、AIナレッジベースの構築で解説したような情報整理の習慣が、ブログ記事の質と量の両立に直結した点です。



副業を軌道に乗せる習慣化ステップと確定申告の基礎
副業を「一時的な収入」ではなく「安定した収入の柱」にするための習慣化ステップと、避けて通れない確定申告の基礎知識を整理します。
習慣化の3ステップ
- 週2時間の「副業タイム」を固定する:まずは火曜と木曜の21時〜22時など、小さな時間枠を確保する。完璧な成果物を目指さず、「手を動かす習慣」を最優先にする
- 月次で収支と時間を振り返る:副業に投下した時間と収入を記録し、時給換算で効率を可視化する。時給2,000円を下回る作業は外注化や撤退を検討する
- 四半期ごとに収入源のバランスを見直す:ストック型とフロー型の比率を確認し、ストック型の比率を徐々に高めていく
確定申告の基礎知識
副業収入が年間20万円を超える場合、確定申告が必要です。以下の3点を押さえておけば、初年度の申告で困ることはありません。
- 開業届と青色申告承認申請書:副業を始めたら早めに税務署へ提出。青色申告なら最大65万円の控除が受けられる
- 経費の記録:PC、サーバー代、書籍、セミナー参加費などは経費計上可能。レシートと利用明細を月次で整理する習慣をつける
- 住民税の普通徴収:確定申告書の「住民税に関する事項」で「自分で納付」を選択すれば、副業分の住民税が会社の給与天引きに反映されない
収入源の複線化は、40代エンジニアのキャリア生存戦略でも触れた通り長期的なキャリアリスクの軽減に直結します。
自分のスキルを活かしてフリーランスとして独立したい、あるいは副業で収入を得たいと考えている方は、以下のエージェントを活用するのが近道です。
| 比較項目 | Midworks | レバテックフリーランス | PE-BANK |
|---|---|---|---|
| 保障・安心感 | 正社員並みの手厚さ給与保障・福利厚生あり | 一般的案件数は業界最多 | 共済制度あり確定申告サポート等 |
| 単価・マージン | 低マージン・公開 | 非公開 | 明朗会計(公開) |
| 案件獲得の手間 | リモート・週3など柔軟 | 高単価案件が豊富 | 地方案件に強い |
| おすすめ度 | 独立直後〜中級者 | Aガッツリ稼ぐなら | Bベテラン・地方 |
| 公式サイト | 案件を探す | - | - |



まとめ
エンジニアの副業は、技術力という最大の武器を収益に変える行為です。
- ストック型(技術ブログ、Udemy)とフロー型(受託、技術顧問)を組み合わせて月10万円を目指す
- 最初の3ヶ月は実績作りに集中し、4ヶ月目以降で単価を上げていく
- 年間20万円を超えたら確定申告が必須。開業届と青色申告で節税メリットを最大化する
- 副業の経験は転職市場での評価にも直結する。ブログや受託実績がポートフォリオになる
まずは今週末、技術ブログを1記事書くことから始めてみてください。最初の一歩が最も重く、しかし最も価値のあるアクションです。













