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「インフラ運用、このままでいいのか?」
本記事のテーマ:インフラ運用の限界とSREへの道
年収800万円への最短ルートを知る。
クラウドネイティブ時代において、サーバー構築や監視設定の手作業(Toil)は徹底的に排除される傾向にあります。
「言われた通りの環境を作るだけ」のインフラエンジニアの価値は下がり続ける一方で、システムの信頼性をコードで管理する「SRE(Site Reliability Engineer)」の需要と単価は爆発的に上昇しています。
この記事では、運用の現場に疲弊しているインフラエンジニアに向けて、SREへ転身するための具体的なスキルセットと、キャリア戦略を解説します。
SESから社内SEへの脱出を目指す方も多いですが、技術力を武器にするならSREが最も確実なルートと言えるでしょう。
IT女子 アラ美ケーススタディ1:失敗パターン(「何でも屋」化する運用保守)
技術選定の主導権を握れる環境を選びましょう。
状況(Situation):技術よりも「調整」ばかり
Aさん(30歳・インフラエンジニア)は、SIerのオンプレミス環境の運用保守を担当していました。
世の中的に「SRE」が流行り始めたため、会社も形だけ「SREチーム」を新設。Aさんはそこに配属されましたが、実態は何も変わっていませんでした。
- 夜間休日対応の常態化: アラートが鳴るたびに手動で再起動コマンドを叩く日々。
- 問い合わせ窓口化: 開発チームからの「DBのデータが見たい」「ログを抽出して」という依頼をひたすら代行。
- 権限の欠如: 「設定変更は承認フローに1週間かかる」というルールが変わらず、自動化ツールも導入禁止。
行動(Action):自動化できない「聖域」
Aさんは状況を打破しようと行動しました。
まず、手始めに検証環境でTerraformを導入し、サーバー構築の自動化を試みました。
しかし、上司からは「既存の手順書(Excel)と二重管理になる」「もしIaCツール側にバグがあったら誰が責任を取るのか」と否定され、提案は却下されました。
結果、Aさんのスキルセットは「オンプレミスの手動運用」から一歩も出ることができず、3年後の転職活動でも「クラウド実務経験なし」「モダンな開発フローへの理解不足」と判断され、年収アップのオファーを得ることができませんでした。
この状況は、「環境要因によるスキル停止」と同じ構造的欠陥を抱えています。
ヘルプデスクからの脱出戦略と同様に、自分の市場価値を客観視することが第一歩です。



ケーススタディ2:うまくいったパターン(自動化による価値創出)
状況(Situation):Toil(労役)の撲滅を最優先に
Bさん(29歳・インフラエンジニア)は、クラウドネイティブな環境を持つWeb系自社開発企業へ転職しました。
そこでは「トイル(Toil=手作業による定型業務)をエンジニアリング時間の50%以下に抑える」というGoogleのSRE原則が徹底されていました。
行動(Action):守りから攻めへの転換
Bさんは以下の施策を導入し、開発プロセスを根本から変更しました。
- CI/CDの整備: GitHub Actionsを導入し、テストからデプロイまでを完全に無人化。デプロイ時間を1時間から5分に短縮しました。
- IaCの徹底: すべてのインフラ構成をTerraformでコード化。手動操作を禁止し、Pull Requestベースでのインフラ変更フローを確立しました。
- 可観測性の向上: Datadogを導入し、SLO(サービスレベル目標)を定義。エラーバジェットの概念を持ち込み、「攻めるべき時」と「守るべき時」を可視化しました。
さらに、GitHub Copilot CLIを活用してトラブルシューティングの初動対応も自動化し、エンジニアとしての市場価値を言語化することにも成功しました。
これらの改善により、サービスの信頼性は向上し、Bさんは「インフラのお守り役」から「プロダクトの信頼性を担保するエンジニア」として評価され、年収は650万円から900万円へと大幅にアップしました。



インフラエンジニアとSREの決定的な違い


比較分析:マインドセットの変革
「インフラエンジニア」と「SRE」は、扱う技術領域(サーバー、ネットワーク、DB)は似ていますが、その目的と手段が決定的に異なります。
単にツールを使えるかどうかではなく、アウトプット戦略としての技術選定ができているかが重要です。
| 項目 | 旧来のインフラエンジニア | SRE (Site Reliability Engineer) |
|---|---|---|
| 目的 | システムの安定稼働(絶対に落とさない) | 信頼性と開発速度のバランス最大化 |
| 主な業務 | 手順書に基づく定型運用・保守 | ソフトウェアエンジニアリングによる自動化 |
| 障害対応 | 発生後の火消し・再発防止策作成 | SLI/SLOに基づく許容範囲の管理・自律回復 |
| スキル軸 | Hardware, OS, Network, Bash | IaC, CI/CD, Observability, Python/Go |
| 評価軸 | 減点方式(障害を起こさないこと) | 加点方式(トイル削減数、デプロイ頻度向上) |
SREに求められる「3つのコード力」
SREとして活躍するためには、以下の3つの領域でコードを書く能力が求められます。
- Infrastructure as Code (IaC): TerraformやAWS CDKを用いて、インフラの構成管理を行う能力。GUIでのポチポチ作業からの脱却です。また、バックエンド開発の知識があるとよりコードへの理解が深まります。
- Pipeline as Code: GitHub ActionsやCircleCIを用いて、テスト・ビルド・デプロイのパイプラインを構築する能力。手動リリースの恐怖から解放されます。
- Application Logic: PythonやGoを用いて、運用ツールやBotを自作する能力。単純作業をスクリプトで撲滅します。
比較まとめ:あなたはどっち?
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まとめ
SREへのキャリアアップは、単なる「技術の習得」ではなく、「働き方の変革」です。
もしあなたが今、毎日同じようなアラート対応や手順書作業に追われているなら、それは「エンジニアとしての寿命」を削っているのと同じです。
社内SEとしてDXを推進するキャリアもありますが、技術力を武器に市場価値を高めるならSREが最適解です。
かつての「サーバーのお守り」は、今や「信頼性の守護神」へと進化しました。その変化に乗れるかどうかが、今後10年のエンジニア人生を大きく左右します。
いつまでも「誰でもできる仕事」にしがみついている場合ではありません。「あなたにしかできない仕事」を手に入れるために、今すぐ行動を開始しましょう。
あなたなら絶対に大丈夫です。
1. IaCを触る: 最初は個人の検証環境でもOK。TerraformでVPCを立てて壊すのを繰り返す。
2. CI/CDを組む: GitHub Actionsで「テスト→ビルド→デプロイ」の流れを自動化してみる。
3. 環境を変える: 今の現場でこれらが叶わないなら、SREポジションへの転職を検討する。
スキルを身につければ、年収も働きやすさも劇的に改善します。
まずは小さな自動化から始めて、SREとしての第一歩を踏み出してください。
成功者は皆、最初の一歩を踏み出した人たちです。あなたも今日から、未来を変えるアクションを起こしましょう。














