IT女子 アラ美お疲れ様です!IT業界で働くアライグマです!
「法人向けのサーバーを契約したいけど、種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」
「リモートワーク環境を整えたいけど、セキュリティも担保したい」
「社内のファイル共有をクラウド化したいけど、コストが読めない」
こんな悩みを抱えている情シス担当者やPjMの方は多いのではないでしょうか。
法人のITインフラ選定は、コスト・セキュリティ・運用負荷のバランスが最重要です。安さだけで選ぶとセキュリティが甘くなり、高機能すぎるものを選ぶと予算オーバーになります。
本記事では、法人向けサーバー・インフラサービス5社を用途別に比較し、選定の判断基準を解説します。
法人向けインフラサービスの選定で押さえるべき3つの軸



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法人向けインフラサービスを選ぶ際、以下の3つの軸で評価することで、自社に最適なサービスを見極められます。
軸1:用途(何のために使うか)
インフラサービスは用途によって選ぶべきカテゴリが異なります。
- Webサイト・Webアプリの運用 → レンタルサーバー / WordPress専用ホスティング
- リモートワーク・テレワーク環境 → クラウドPC / VDI
- 社内ファイル共有・バックアップ → クラウドストレージ
- 拠点間接続・セキュリティ強化 → VPN / 専用サーバー
軸2:セキュリティ要件
扱うデータの機密性によって、求められるセキュリティレベルが変わります。個人情報や顧客データを扱う場合は、IPアドレス固定・通信暗号化・アクセス制御が必須です。IaCを使ったインフラ管理についてはIaC入門:Terraform・Ansible・CloudFormationの使い分けガイドも参考にしてください。
軸3:コストと運用負荷
月額費用だけでなく、初期費用・運用に必要な人的コスト・スケールアップ時の追加費用も含めたトータルコストで比較することが重要です。マネージドサービスを選べば運用負荷は下がりますが、月額費用は上がる傾向にあります。



法人向けサーバー・インフラサービス5社の特徴比較
それぞれのサービスの特徴・強み・料金帯を整理します。自社の用途に合うカテゴリのサービスを重点的にチェックしてください。
XServerビジネス:法人向けレンタルサーバーの定番
24万社以上が導入している法人向けレンタルサーバーです。高速SSD RAID10構成・自動バックアップ・SSL無料・設定代行サービスなど、法人が求める機能が標準で揃っています。
- 用途:コーポレートサイト・ECサイト・Webアプリケーションのホスティング
- 料金:月額3,762円〜(スタンダードプラン、36ヶ月契約時)
- 強み:稼働率99.99%保証・セコムセキュリティ診断・Web改ざん検知・設定代行無料
- 適している企業:自社サイトの安定運用を重視する中小〜中堅企業
ABLENETストレージ:ユーザー数無制限のクラウドストレージ
一律料金でユーザー数無制限というユニークな料金体系が特徴のクラウドストレージサービスです。従業員数が多い企業ほどコストメリットが出ます。
- 用途:社内ファイル共有・バックアップ・取引先とのファイル受け渡し
- 料金:月額2,970円〜(300GBプラン)
- 強み:ユーザー数無制限・WebDAV対応・2段階認証・IPアドレス制限
- 適している企業:従業員50人以上で共有ストレージが必要な企業
XServer クラウドPC:リモートワーク対応の仮想デスクトップ
クラウド上に仮想PCを構築し、どこからでもブラウザ経由で業務PCにアクセスできるサービスです。端末を選ばず、データが手元に残らないためセキュリティ面でも優れています。
- 用途:リモートワーク・テレワーク環境構築・BYOD対応
- 料金:月額2,860円〜(お試しプラン)
- 強み:Windows環境をクラウドで提供・端末紛失時のリスク軽減・スペック変更が柔軟
- 適している企業:リモートワークを導入したい企業・BYODを推進したい企業
MillenVPN専用サーバー:固定IPの国産VPN
国産VPNサービスで固定IPアドレスが利用可能な法人向けVPNです。拠点間接続やIPアドレス制限が必要な業務に適しています。
- 用途:拠点間VPN接続・固定IP利用・セキュリティ強化
- 料金:月額1,738円〜
- 強み:日本国内運営・固定IP標準付与・ノーログポリシー・専用サーバーで安定接続
- 適している企業:IPアドレス制限がある業務システムを使う企業・海外拠点との接続が必要な企業
XServer for WordPress:WordPress専用の高性能ホスティング
WordPress運用に完全特化した法人向けホスティングです。WordPressの高速化・セキュリティ・自動更新に特化しており、コーポレートブログやオウンドメディア運用に最適です。
- 用途:WordPress専用サイト・オウンドメディア・コーポレートブログ
- 料金:月額693円〜(36ヶ月契約時)
- 強み:KUSANAGI高速化技術・WordPress自動更新・WAF標準搭載
- 適している企業:WordPressでサイトを運用している企業・オウンドメディアに注力したい企業
セキュリティテストの自動化については脆弱性検出を自動化するセキュリティテスト実践ガイドも参考にしてください。



用途別おすすめサービスの選び方
5社の比較を踏まえて、用途別にどのサービスを選ぶべきかを整理します。
Webサイト運用なら
一般的なコーポレートサイトやECサイトならXServerビジネスが安定・実績ともに最有力です。WordPress専用サイトだけの運用ならXServer for WordPressの方がコストを抑えられます。
リモートワーク環境構築なら
XServer クラウドPC一択です。端末を選ばず安全にアクセスでき、端末紛失時もデータが漏洩しない構成を実現できます。エンジニアのリモートワーク事情についてはエンジニアの在宅勤務あるある15選も参考にしてください。
社内ファイル共有なら
従業員数が多い企業はABLENETストレージのユーザー数無制限プランがコスパ最強です。少人数ならGoogle DriveやOneDriveでも十分ですが、IPアドレス制限やアクセス制御が必要な場合はABLENETが有利です。
セキュリティ・VPN接続なら
固定IPが必要、または拠点間を安全に接続したい場合はMillenVPN専用サーバーが適しています。国産で日本語サポートが受けられるため、運用の安心感があります。



導入コスト削減に成功した事例(ケーススタディ)



ユーザー数無制限の一律料金で予算が読みやすくなるのよ
一律料金でユーザー数無制限!かんたん操作のクラウドストレージ【ABLENETストレージ】
中村さん(42歳・情シス部門マネージャー・経験15年)の事例を紹介します。
状況(Before)
- 従業員120名の中堅メーカー。オンプレミスのファイルサーバー(Windows Server)を自社運用
- ハードウェアの老朽化で年に2〜3回の障害が発生。復旧に平均4時間
- リモートワーク対応のため社外からのアクセスが必要だが、VPN未導入で個人端末を使用
- 年間のサーバー関連コスト(ハードウェア保守+電気代+人件費)が約280万円
行動(Action)
- ファイル共有をABLENETストレージ(1TBプラン)に移行。ユーザー数無制限のため120名分の追加費用なし
- リモートアクセス用にXServer クラウドPCを管理職20名分導入
- 拠点間(本社-工場)の接続にMillenVPN専用サーバーを導入
- 移行作業は3ヶ月かけて段階的に実施。旧サーバーは移行完了後に廃止
結果(After)
- 年間コストが約280万円→約96万円に削減(約66%減)
- サーバー障害によるダウンタイムがゼロに
- リモートワーク環境が整備され、管理職の在宅勤務が可能に
- 情シス部門の保守作業が月20時間→月3時間に削減
振り返り・教訓
中村さんは「オンプレミスにこだわっていた最大の理由はセキュリティへの不安だったが、実際にはクラウドサービスの方がセキュリティ対策が充実していた」と振り返っています。移行の決め手は、ABLENETのユーザー数無制限料金でした。従業員数が増えてもコストが変わらないため、予算計画が立てやすくなったとのことです。LinuxサーバーのセキュリティについてはMicrosoft LiteBox完全ガイドも参考になります。



導入前に確認すべきチェックリスト
法人向けインフラサービスを導入する前に、以下の項目を確認しておきましょう。
セキュリティ要件の整理
- 扱うデータの機密レベル(個人情報・顧客データ・社内文書のみ)
- アクセス制御の要件(IPアドレス制限・多要素認証・監査ログ)
- 業界固有のコンプライアンス要件(ISMS・Pマーク・PCI DSS)
コスト試算のポイント
- 初期費用(移行コスト含む)と月額費用を分けて試算する
- ユーザー数が増えた場合のスケールアップコストを確認する
- 既存のオンプレミス環境の廃止コスト(撤去・データ消去)も計上する
運用体制の確認
- 障害発生時のサポート体制(24時間対応か、営業時間内か)
- バックアップ・リストアの手順と所要時間
- 契約期間と解約条件(最低利用期間の有無)
社内のIT環境を自分で選べる立場を目指すなら、SESから社内SEへの転職戦略も参考にしてください。



よくある質問(FAQ)
Q. 法人向けサーバーと個人向けサーバーの違いは何ですか?
SLA(稼働率保証)・セキュリティ機能・サポート体制が主な違いです。法人向けは稼働率99.99%保証、セキュリティ診断、専用サポート窓口などが標準で付帯します。個人向けはこれらが省かれている代わりに安価です。
Q. クラウドに移行するとデータの安全性は下がりませんか?
むしろ多くのケースでセキュリティが向上します。大手クラウド事業者は専門チームが24時間体制でセキュリティを監視しており、自社でオンプレミス環境を守るよりも堅牢なことが多いです。ただし、アクセス権限の設定やパスワード管理は利用者側の責任です。
Q. 複数のサービスを組み合わせる場合、一括管理はできますか?
各サービスの管理画面は別々になりますが、同一ベンダー(XServer系)で揃えると請求の一本化やサポート窓口の統一がしやすくなります。XServerビジネス + クラウドPC + XServer for WordPressの組み合わせは管理効率の面でもおすすめです。
以下の比較表で、各サービスの詳細を確認してみてください。
本記事で解説したようなAI技術を、基礎から体系的に身につけたい方は、以下のスクールも検討してみてください。
| 比較項目 | Winスクール | Aidemy Premium |
|---|---|---|
| 目的・ゴール | 資格取得・スキルアップ初心者〜社会人向け | エンジニア転身・E資格Python/AI開発 |
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まとめ
法人向けサーバー・インフラサービスの選定ポイントを整理します。
- 用途で絞る:Webサイト運用・リモートワーク・ファイル共有・VPN接続のどれが必要かを明確にする
- セキュリティとコストのバランス:扱うデータの機密性に応じて、必要十分なセキュリティレベルのサービスを選ぶ
- 組み合わせが前提:1つのサービスで全ての用途をカバーするのではなく、用途別に最適なサービスを組み合わせる
- トータルコストで比較:月額費用だけでなく、移行コスト・運用負荷・スケールアップ時の追加費用を含めて判断する
- 段階的に移行:一括移行はリスクが高いため、部署や機能ごとに段階的にクラウド化する
まずは自社の用途とセキュリティ要件を整理し、該当するカテゴリのサービスから無料トライアルや資料請求で比較検討を始めてみてください。













