ITエンジニア転職の職務経歴書で差をつける:技術力を可視化する実績整理とアピール戦略

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お疲れ様です!IT業界で働くアライグマです!

「転職したいけど、職務経歴書に何を書けば評価されるのか分からない」「技術スタックは書いたけど、これで採用担当者に伝わるのか不安」「プロジェクト経験を羅列しただけで、差別化できていない気がする」

こんな悩みを抱えているITエンジニアは少なくありません。
私自身、プロジェクトマネージャーとして数十名のエンジニア採用に関わり、数百枚の職務経歴書を見てきましたが、技術力が高いのに書類選考で落ちてしまうエンジニアを何度も目にしてきました。
その原因の多くは、「技術力を可視化できていない」「実績を定量的に整理できていない」という職務経歴書の書き方にあります。

本記事では、ITエンジニア転職で採用担当者に「会いたい」と思わせる職務経歴書の書き方を、実践的な戦略とともに解説します。
技術力を可視化する基本構成プロジェクト実績を評価される形に変換する方法技術スタックの効果的なアピール術GitHubやポートフォリオとの連携戦略、そして書類選考で落ちないための注意点まで、私のPjM経験を踏まえてお伝えします。

Contents

ITエンジニアの職務経歴書が転職を左右する理由

転職活動において、職務経歴書は採用担当者との最初の接点であり、面接に進めるかどうかを決める重要な判断材料です。
特にITエンジニアの場合、技術力・プロジェクト経験・問題解決能力といった目に見えにくいスキルをいかに可視化するかが、書類選考突破の鍵となります。

書類選考の通過率は平均20〜30%

一般的に、エンジニア採用の書類選考通過率は20〜30%程度と言われています。
これは、多くの応募者が「技術力はあるが、それを伝えられていない」状態であることを意味しています。
私が採用担当として書類選考を行う際も、「この人は技術力がありそうだが、具体的に何ができるのか分からない」と感じる職務経歴書が半数以上を占めていました。

逆に言えば、職務経歴書の書き方を工夫するだけで、書類選考通過率を50%以上に引き上げることも可能です。
実際に、私がキャリア相談を受けたエンジニアの中には、職務経歴書を見直しただけで3社連続で書類選考を通過し、最終的に年収100万円アップの転職を実現した方もいます。

採用担当者が職務経歴書で見ているポイント

採用担当者が職務経歴書で最も重視するのは、「この人を採用したら、どんな価値を生み出してくれるのか」という点です。
そのため、単に「〇〇プロジェクトに参加しました」「〇〇の技術を使いました」と書くだけでは不十分です。

重要なのは、以下の3点を明確に伝えることです。

具体的な成果・貢献度

「どのような課題に対して、どのようなアプローチで、どれだけの成果を出したのか」を定量的に示すことが重要です。
例えば、「API レスポンス時間を平均500msから100msに改善し、ユーザー離脱率を15%削減」といった具体的な数値があると、採用担当者はあなたの価値を具体的にイメージできます。

技術選定の理由と判断力

技術スタックを羅列するだけでなく、「なぜその技術を選んだのか」「どのような判断基準で選定したのか」を示すことで、技術的な判断力をアピールできます。
特に、リードエンジニアやテックリード候補のポジションでは、この視点が高く評価されます。

チーム貢献・コミュニケーション能力

エンジニアは一人で完結する仕事ではありません。
「コードレビュー文化を導入し、チーム全体のコード品質を向上させた」「新メンバーのオンボーディング資料を作成し、立ち上がり期間を3週間から1週間に短縮」といった、チーム全体への貢献を示すと、採用担当者の評価が大きく変わります。

私自身、採用面接で「この人は技術力だけでなく、チームを良くする力もあるな」と感じたエンジニアは、ほぼ100%の確率で最終面接に進んでもらっています。

快適な作業環境で職務経歴書を作成するなら、ロジクール MX KEYS (キーボード)のような打鍵感の良いキーボードがあると、長時間の執筆作業も捗ります。
集中して書類作成に取り組みたいときは、Cursorなどのツールを活用して効率化するのも一つの手です。

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技術力を可視化する職務経歴書の基本構成

職務経歴書で技術力を効果的に伝えるには、構成の設計が重要です。
ここでは、採用担当者が読みやすく、あなたの強みが伝わる基本構成を解説します。

冒頭に「職務要約」で強みを端的に示す

職務経歴書の冒頭には、3〜5行程度の「職務要約」を配置します。
これは、あなたのエンジニアとしてのキャリアの軸と強みを端的に伝えるための重要なセクションです。

例えば、「SaaS企業でバックエンドエンジニアとして5年間従事。Python/Django を用いた API 開発を中心に、パフォーマンス改善(レスポンス時間50%削減)やマイクロサービス化(モノリスから6サービスへ分割)を主導。技術選定・アーキテクチャ設計からチームリードまで幅広く経験。」といった形で、経験年数・専門領域・主要な成果をコンパクトにまとめます。

採用担当者は多数の職務経歴書を短時間で確認するため、最初の数行で興味を引けるかどうかが書類選考通過の鍵となります。

「スキル・技術スタック」は階層化して整理

技術スタックを単に羅列するのではなく、習熟度や経験年数とともに整理すると、採用担当者があなたの技術レベルを正確に把握できます。

例えば、以下のような形式で記載します。

得意領域(3年以上の実務経験): Python(5年)、Django(4年)、PostgreSQL(4年)、Docker(3年)、AWS(EC2/RDS/S3、3年)

実務経験あり(1〜3年): TypeScript(2年)、React(2年)、Redis(1年)、Kubernetes(1年)

個人開発・学習中: Go、Rust、Next.js

このように階層化することで、「どの技術で即戦力になれるか」「どの技術は学習中か」が一目で分かり、採用担当者の判断材料となります。

プロジェクト経歴は「STAR形式」で整理

各プロジェクトの記載では、STAR形式(Situation・Task・Action・Result)を意識すると、成果と貢献度が明確に伝わります。

Situation(状況)

プロジェクトの背景や課題を簡潔に記載します。
例:「ユーザー数の急増により、既存のモノリシックアーキテクチャではスケーラビリティに限界が生じていた」

Task(課題)

あなたが担当した役割・ミッションを明確にします。
例:「バックエンドエンジニアとして、マイクロサービス化の設計・実装を担当」

Action(行動)

具体的にどのような技術・手法で取り組んだかを記載します。
例:「Django モノリスを6つのマイクロサービスに分割し、API Gateway + gRPC で通信基盤を構築。CI/CD パイプラインを整備し、デプロイ時間を30分から5分に短縮」

Result(結果)

定量的な成果を示します。
例:「API レスポンス時間を平均500ms から100ms に改善し、システム障害件数を月10件から1件以下に削減」

このSTAR形式を使うことで、あなたの技術力と問題解決能力が採用担当者に明確に伝わります。

技術書で設計力を高めるなら、ソフトウェアアーキテクチャの基礎のようなアーキテクチャ基礎を学べる書籍もおすすめです。
職務経歴書の作成においても、セキュリティ設計の知見などを盛り込むと、技術的な深みをアピールできます。

職務経歴書で採用担当者が重視する項目TOP5

開発実績の整理:プロジェクトを評価される形に変換する方法

プロジェクト経験を単に羅列するだけでは、採用担当者にあなたの価値は伝わりません。
ここでは、開発実績を「評価される形」に変換する具体的な方法を解説します。

定量的な成果を必ず盛り込む

採用担当者が最も知りたいのは、「あなたがどれだけの価値を生み出したか」です。
そのため、プロジェクトの成果を数値で示すことが非常に重要です。

例えば、以下のような定量的な指標を盛り込みます。

  • パフォーマンス改善: 「API レスポンス時間を平均500ms から100ms に短縮」「ページ読み込み速度を3秒から1秒以下に改善」
  • コスト削減: 「AWS 利用料を月30万円から10万円に削減」「サーバー台数を20台から5台に削減」
  • 開発効率向上: 「CI/CD パイプライン導入により、デプロイ時間を30分から5分に短縮」「テストカバレッジを40%から85%に向上」
  • ビジネスインパクト: 「新機能リリースによりユーザー登録数が前月比150%増加」「サービス障害件数を月10件から1件以下に削減」

数値がない場合でも、「〇〇の改善により、ユーザー満足度が大幅に向上した」ではなく、「〇〇の改善により、サポート問い合わせが30%減少し、NPS スコアが15ポイント向上した」といった形で、できる限り具体的な指標を示すよう心がけましょう。

技術選定の背景と判断基準を明記

単に「React を使いました」「Docker を導入しました」と書くのではなく、「なぜその技術を選んだのか」を記載すると、技術的な判断力がアピールできます。

例えば、「ユーザー体験の向上とSEO対策を両立させるため、Next.js を採用し、SSR(Server-Side Rendering)を実装。初回ロード時間を2秒から0.8秒に短縮し、検索エンジンからの流入が30%増加」といった形で、技術選定の理由と成果をセットで記載します。

このような記載があると、採用担当者は「この人は技術選定において、ビジネス的な視点も持っている」と評価してくれます。

チーム貢献・リーダーシップ経験を強調

技術力だけでなく、チームへの貢献やリーダーシップ経験も、採用担当者が重視するポイントです。

例えば、以下のような経験があれば、必ず記載しましょう。

  • コードレビュー文化の構築: 「コードレビュープロセスを導入し、チーム全体のコード品質を向上。レビューガイドラインを整備し、新メンバーへのオンボーディング期間を3週間から1週間に短縮」
  • 技術的な課題解決のリード: 「パフォーマンス問題の原因調査をリードし、ボトルネック箇所を特定。チーム全体で改善施策を実施し、レスポンス時間を50%削減」
  • 新技術導入の推進: 「チーム内で Kubernetes の導入を提案し、POC から本番運用まで主導。運用負荷を30%削減し、デプロイの安定性を向上」

私自身、採用面接で「この人は技術力だけでなく、チーム全体を底上げする力がある」と感じたエンジニアは、積極的に採用しています。

作業環境を整えて職務経歴書作成に集中するなら、エルゴヒューマン プロ2 オットマン 内蔵のような長時間作業でも疲れにくい椅子を検討するのもおすすめです。
また、Honoのようなモダンなフレームワーク経験も、職務経歴書でアピールできる強みになります。

Close-up of hands holding resume during interview with coffee on table, highlighting workplace setting.

技術スタック・スキルセットの効果的なアピール術

技術スタックやスキルセットを効果的にアピールするには、単なる羅列ではなく、戦略的な整理が必要です。
ここでは、採用担当者に「この人は即戦力になる」と思わせるアピール術を解説します。

フロントエンド・バックエンド・インフラで分類

技術スタックを記載する際は、フロントエンド・バックエンド・インフラ・その他といった形で分類すると、採用担当者があなたの専門性を把握しやすくなります。

例えば、以下のような形式です。

バックエンド: Python(5年)、Django(4年)、FastAPI(2年)、PostgreSQL(4年)、Redis(1年)

フロントエンド: TypeScript(2年)、React(2年)、Next.js(1年)、Tailwind CSS(1年)

インフラ・DevOps: Docker(3年)、Kubernetes(1年)、AWS(EC2/RDS/S3/CloudFront、3年)、Terraform(1年)、GitHub Actions(2年)

その他: Git、GitHub、Slack、Jira、Confluence

このように分類することで、「バックエンドが得意で、フロントエンドも実務経験がある」といった、あなたの専門性と守備範囲が一目で伝わります。

学習意欲・キャッチアップ力をアピール

技術トレンドは常に変化しているため、学習意欲やキャッチアップ力も採用担当者が重視するポイントです。

例えば、以下のような記載があると、「この人は新しい技術にも柔軟に対応できるな」と評価されます。

  • 個人開発・学習中の技術: 「Go(個人プロジェクトでREST API開発中)、Rust(Webサーバー実装の学習中)、Next.js(個人ブログをSSR化して運用)」
  • 技術記事・アウトプット: 「Qiita に技術記事30本投稿(累計50,000PV)、社内勉強会で Docker ハンズオンを主催(参加者15名)」
  • 資格・認定: 「AWS Certified Solutions Architect – Associate(2023年取得)、応用情報技術者試験合格(2021年)」

特に、技術記事や勉強会の主催といったアウトプット経験は、学習意欲だけでなく、知識を体系化して他者に伝える力も示せるため、高く評価されます。

ポジション別に強調するスキルを変える

応募するポジションによって、強調すべきスキルや経験は変わります。

例えば、以下のような観点で、職務経歴書を微調整します。

バックエンドエンジニア志望の場合

API 設計・データベース設計・パフォーマンスチューニングといった、バックエンド特有のスキルを強調します。
「RESTful API 設計における認証・認可の実装経験」「PostgreSQL のインデックス設計によるクエリ最適化」といった具体例を盛り込みます。

テックリード・リードエンジニア志望の場合

技術選定・アーキテクチャ設計・チームリードといった、リーダーシップやマネジメント経験を強調します。
「チーム5名のテックリードとして、技術選定からリリースまでをリード」「アーキテクチャレビュー会議を主導し、技術的負債の削減計画を策定」といった経験を前面に出します。

フルスタックエンジニア志望の場合

フロントエンドからバックエンド、インフラまで幅広い技術領域での実務経験を強調します。
「Next.js によるフロントエンド開発から、FastAPI によるバックエンド API 開発、AWS インフラ構築まで一貫して担当」といった、フルスタックならではの経験を記載します。

私自身、応募するポジションに応じて職務経歴書を微調整することで、書類選考通過率が大きく向上した経験があります。

技術力を磨くための学習には、達人プログラマーのような定番書籍も参考になります。
職務経歴書作成と並行して、E2Eテスト自動化などの最新技術にも触れておくと、面接でのアピール材料が増えます。

Crop anonymous female filling questionnaire when applying for job sitting in employer office

GitHub・ポートフォリオとの連携戦略

職務経歴書だけでなく、GitHub やポートフォリオサイトを効果的に活用することで、あなたの技術力をより立体的にアピールできます。

GitHub プロフィールを充実させる

GitHub は、エンジニアにとっての「技術的な名刺」です。
職務経歴書に GitHub URL を記載する場合は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • README.md を充実させる: プロフィールページの README.md に、自己紹介・得意技術・主要なプロジェクトへのリンクを記載します。
  • Pinned Repositories を活用: 代表的なリポジトリを6つまでピン留めし、あなたの技術力を示す「ショーケース」として機能させます。
  • コミット頻度を維持: 週に数回はコミットがある状態を保つと、「継続的に学習・開発している」という印象を与えられます。
  • README.md にプロジェクト概要を記載: 各リポジトリの README.md には、「何を作ったか」「どんな技術を使ったか」「どんな課題を解決したか」を簡潔に記載します。

特に、個人プロジェクトや OSS 貢献がある場合は、それらを職務経歴書にも記載し、GitHub URL とリンクさせることで、採用担当者があなたの実力を具体的に確認できます。

ポートフォリオサイトで「作品集」を見せる

フロントエンドエンジニアやフルスタックエンジニアの場合、ポートフォリオサイトを作成すると、視覚的にあなたの技術力を伝えられます。

ポートフォリオサイトには、以下の要素を盛り込みます。

  • プロジェクト一覧: 個人開発や業務で担当したプロジェクトを、スクリーンショットとともに紹介します。
  • 使用技術: 各プロジェクトで使用した技術スタックを明記します。
  • GitHub・デモサイトへのリンク: コードや実際に動くデモを確認できるリンクを配置します。
  • ブログ・技術記事: 技術記事や学習ログを公開している場合は、それらへのリンクも掲載します。

私が採用面接を担当する際、ポートフォリオサイトがあるエンジニアは、「この人は自分の技術力を体系的に整理できている」と高く評価しています。

技術記事・登壇経験も積極的にアピール

技術記事や勉強会での登壇経験は、技術力だけでなく、アウトプット力やコミュニケーション能力も示せるため、職務経歴書に記載する価値があります。

例えば、以下のような形式で記載します。

技術記事・アウトプット

  • Qiita に技術記事30本投稿(累計50,000PV、LGTM 500件以上)
  • 個人ブログで Next.js による SSR 実装方法を解説(月間10,000PV)
  • 社内勉強会で「Docker ハンズオン」を主催(参加者15名、満足度95%)

このような記載があると、採用担当者は「この人は技術を学ぶだけでなく、他者に伝える力もある」と評価してくれます。

職務経歴書とGitHubを連携させるなら、達人プログラマーのような技術書でコード品質を高めておくと、より説得力が増します。
Cursorを使った自動化なども、ポートフォリオに加えると技術力の幅をアピールできます。

A person annotating a technical blueprint in a modern workspace setting with a laptop and coffee.

書類選考で落ちないための注意点とNG例

どれだけ技術力が高くても、職務経歴書の書き方次第で書類選考で落ちてしまうことがあります。
ここでは、採用担当者が見て「これはNG」と感じるポイントを解説します。

曖昧な表現・抽象的な記載

「〇〇に貢献しました」「チームで協力して開発しました」といった曖昧な表現は、あなたが具体的に何をしたのかが伝わりません。

NG例: 「チームで協力してプロジェクトを成功させました」

OK例: 「5名のバックエンドチームで API 開発を担当し、RESTful API 15本を設計・実装。リリース後のバグ発生率を5%以下に抑え、プロジェクトを予定通り完了させました」

このように、具体的な役割・成果・数値を盛り込むことで、採用担当者にあなたの価値が伝わります。

技術スタックの羅列だけで終わる

「Python、Django、PostgreSQL、Docker、AWS を使用しました」といった羅列だけでは、どの程度のレベルでその技術を扱えるのかが分かりません。

NG例: 「Python、Django、PostgreSQL を使用」

OK例: 「Python/Django(5年)を用いた RESTful API 開発に従事。PostgreSQL のインデックス設計によりクエリ速度を3倍改善し、Docker/Kubernetes による本番環境構築も担当」

技術スタックには、経験年数・習熟度・具体的な成果をセットで記載しましょう。

誤字脱字・フォーマットの乱れ

誤字脱字やフォーマットの乱れは、「細部への注意力が低い」と判断され、書類選考で落ちる原因になります。

特に、以下のポイントに注意しましょう。

  • 誤字脱字: 最低でも3回は読み返し、誤字脱字がないか確認します。
  • 西暦・和暦の統一: 職務経歴書全体で西暦に統一するのが一般的です。
  • 箇条書きの形式統一: 箇条書きの先頭記号(「・」「-」など)を統一します。
  • フォントサイズ・行間: 読みやすいフォントサイズ(10〜12pt)と適度な行間を保ちます。

私自身、採用面接で誤字脱字が多い職務経歴書を見ると、「この人は提出前に見直しをしていないな」と感じてしまいます。

ネガティブな情報を強調しすぎる

「前職では〇〇が嫌で辞めました」「チームの雰囲気が悪く、モチベーションが保てませんでした」といったネガティブな理由を職務経歴書に書くのは避けましょう。

職務経歴書は、あなたの強みと成果をアピールする場であり、転職理由のようなネガティブ情報は面接で聞かれた際に答える程度にとどめるべきです。

もし前職での経験を記載する場合は、「〇〇の環境で技術力を磨き、次のステップとして△△に挑戦したい」といったポジティブな表現に変換しましょう。

職務経歴書の作成環境を整えるなら、エルゴヒューマン プロ2 オットマン 内蔵のような長時間作業でも疲れにくい椅子も検討してみてください。
Docker Composeの運用経験なども、職務経歴書でアピールできる強みになります。

A woman in a formal setting fills out paperwork on a clipboard at an office desk.

おすすめエージェント・サービス

転職活動をスムーズに進めるには、専門エージェントの活用も有効です。
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年収アップ・キャリアチェンジに強いエージェント

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中長期のキャリア設計を重視するエージェント

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これらのエージェントを活用することで、職務経歴書の完成度を高め、転職活動を効率的に進めることができます。
転職活動と並行して、安全なウェブアプリケーションの作り方(徳丸本)のようなセキュリティ知識を深める書籍で技術力を強化しておくと、より説得力のある職務経歴書を作成できます。
LangGraphでのAIエージェント開発などの最新技術にも触れておくと、面接でのアピール材料が増えます。

khezez  | خزاز

まとめ

本記事では、ITエンジニア転職で採用担当者に「会いたい」と思わせる職務経歴書の書き方を解説しました。

職務経歴書は、あなたの技術力・実績・価値を可視化する重要なツールです。
単にプロジェクト経験を羅列するのではなく、STAR形式で成果を明確に示す技術スタックを階層化して整理する定量的な指標で貢献度をアピールするといった工夫をすることで、書類選考通過率を大きく向上させることができます。

また、GitHub やポートフォリオサイトとの連携技術記事やアウトプット経験の記載も、あなたの技術力を立体的に伝える有効な手段です。
私自身、プロジェクトマネージャーとして多くのエンジニア採用に関わってきましたが、職務経歴書の書き方を工夫するだけで、書類選考通過率が2倍以上になった事例を何度も見てきました。

転職活動は、自分の市場価値を正確に把握し、それを効果的に伝えることが成功の鍵です。
本記事で紹介した戦略を実践し、あなたの技術力が正当に評価される職務経歴書を作成してください。

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