
【あるある】アラサー未経験エンジニア、技術用語が全く頭に入らない
こんばんは!IT業界で働くアライグマです!
未経験からエンジニアを目指すアラサーの皆さん、日々の勉強お疲れさまです。プログラミングを学び始めると、知らない単語が次々と出てきて、頭がパンクしそうになることはありませんか?
「オブジェクト指向?カプセル化?ポリモーフィズム?何それ?」
「フレームワークとライブラリの違いって何だっけ?」
「MVCモデル?あれ、何回も聞いたけど、結局どういう仕組みだった?」
こうした疑問に直面するたびに、
「こんなに理解できないなんて、エンジニアに向いていないのかも…」
「頭の回転が遅いのかもしれない」
「若い人ならスラスラ覚えられるのかな?」
と、焦りや不安を感じることもあるでしょう。
しかし、安心してください。これは決してあなただけの悩みではありません。多くの未経験エンジニアが通る道であり、特にアラサーからのキャリアチェンジを目指す人にとっては「あるある」な現象です。
この記事では、アラサー未経験エンジニアが技術用語を覚えられない理由を深掘りし、どうすれば効率的に覚えられるのかを具体的に解説していきます。焦らず、自分のペースで学んでいきましょう。
技術用語が頭に入らない理由
インプットの量が多すぎる
プログラミングを学び始めると、一度に大量の新しい単語が飛び込んできます。
例えば、Web開発を学ぼうとすると、次のような単語に出会います。
- HTML、CSS、JavaScript
- DOM、API、フレームワーク、ライブラリ
- MVC、REST、SPA、CSR、SSR
- クラウド、サーバーレス、Docker、CI/CD
「えっ、まだJavaScriptの基礎すら覚えていないのに、新しい概念がどんどん出てくる…!」
こうした状況が続くと、脳が情報過多になり、どれも中途半端にしか覚えられないという状態に陥ります。
また、エンジニア界隈では「横文字」や「略語」が飛び交います。IT業界特有のカタカナ語に慣れていないと、「APIとSDKの違いは?」「SPAとPWAって何が違うの?」と混乱するのは当然です。
実体験が伴わない
技術用語は、実際に手を動かして使ってみないと身につきません。
例えば、「変数とはデータを格納する箱」という説明を聞いても、実際にコードを書いて試してみないと、具体的にどう使うのか実感がわきません。
MVCモデルについて学んでも、「モデルはデータ、ビューは見た目、コントローラーは処理を担当する」と覚えるだけでは、本当に理解したことにはなりません。実際にフレームワークを使って開発し、エラーに遭遇しながら学んでいくことで、ようやく「なるほど、こういうことか!」と腑に落ちるのです。
他の仕事の知識と混ざる
アラサー未経験エンジニアの場合、以前の仕事で使っていた専門用語と混ざってしまい、新しい単語を正しく整理できないことがあります。
たとえば、営業職やマーケティングの経験がある人なら「フレームワーク」と聞くと、ビジネスフレームワーク(PDCA、SWOT分析など)を連想してしまい、技術の「フレームワーク」と混同することがあります。
また、「サーバー」という単語も、エンジニアにとっては「データを処理するコンピュータ」を指しますが、飲食業界では「接客をする人」を指すため、最初は違和感を覚えるかもしれません。
何となくで理解した気になってしまう
用語の定義を暗記するだけでは、本当に理解したとは言えません。
例えば、「オブジェクト指向とは、プログラムをオブジェクトの集合として考える設計手法」と覚えたとしても、それを実際にプログラムでどう活用するのかを知らなければ、実践で役に立ちません。
「覚えたつもりでいたけど、実際に使おうとするとわからない…」という状態になりがちなのです。
技術用語を覚えるための効果的な方法
とにかく手を動かす
コードを書きながら学ぶのが、技術用語を定着させる最も効果的な方法です。
例えば、「変数」を学んだら、すぐに実際のコードで試してみましょう。配列を学んだら、配列を使ってリストを作る練習をする。APIを学んだら、実際にAPIを叩いてデータを取得する。このように、実践を通じて知識を定着させることが大切です。
実際のプロジェクトに参加する
チュートリアルやドリルを繰り返すだけでは、知識が定着しづらいことがあります。実際に小さなアプリを作ってみることで、技術用語の意味や使いどころが明確になります。
GitHubで公開されているオープンソースプロジェクトに参加したり、友人と一緒にアプリを作ってみるのもよい方法です。
自分の言葉で説明してみる
学んだことを、「自分の言葉」で説明できるようにすると、知識が整理されます。
例えば、以下のように考えてみましょう。
- 変数:データを一時的に保存するための箱
- 関数:よく使う処理をまとめておくレシピ
- MVC:データ、見た目、処理を分けるルール
こうすることで、概念がより身近に感じられ、理解が深まります。
他人に教えるつもりでアウトプットする
学んだことをブログやノートにまとめるのも効果的です。誰かに教えるつもりで解説記事を書いてみると、「ここがまだ理解できていない」と気づくことができます。
まとめ
アラサー未経験エンジニアが技術用語を覚えられないのは、よくある悩みです。しかし、それはエンジニアに向いていないというわけではありません。手を動かしながら学び、身近な例に置き換え、アウトプットを増やすことで、確実に理解を深めることができます。
最初は「わからないことだらけ」で当然です。焦らず、少しずつでも前に進んでいけば、いつの間にか技術用語が自然と頭に入っているはずです。あなたのエンジニアとしての成長を応援しています!