個人開発を行う際、Notionを使って備忘録を保存するべきという話

2024年7月30日

こんばんは!

IT業界で働くアライグマです。

 

2024年5月に残業まみれの受託開発会社から転職し、何とか自分のプライベートな時間が確保できるようになりました。

以前進めていたけど残業で全然時間が取れなかった個人開発も、心機一転してほぼ0の状態から再開しています。

 

個人開発を進めていると「あれ?これって前もやったことあるけどどうやるんだっけ?」と思う場面に結構な数で遭遇します。

業務なら他のエンジニアに聞けばすぐ解決するかもしれませんが、個人開発ではそういう訳にもいきません。

個人開発を行うITエンジニアにとって、情報の整理と効率的な作業環境の構築は非常に重要です。

 

その中で、ドキュメント管理やタスク管理ツールとして注目されているのが「Notion」です。

Notionは、シンプルで使いやすいインターフェースと柔軟なカスタマイズ性を備えたオールインワンのツールであり、備忘録の保存に最適な選択肢です。

本記事では、ITエンジニアがNotionを活用する理由とそのメリットについて詳しく解説します。

Notionとは?

Notionは、メモ、タスク管理、データベース、カレンダーなど、さまざまな機能を一つのプラットフォームで提供するオールインワンツールです。

シンプルなノート取りから複雑なプロジェクト管理まで、用途に応じて柔軟に使い分けることができるのが特徴です。

機能をフルで使おうと思ったら有料のプランを使う必要が出てくるかもしれませんが、備忘録程度であれば無料プランで十分です。

 

Notionを使うべき理由

マークダウン対応

ITエンジニアにはなじみの深い、マークダウン記法で情報を記述することができるのは大きなメリットです。

アカウント作成後、スムーズに情報を保存することができます。

情報の一元管理

ITエンジニアが個人開発を進める中で、アイデアのメモ、コードスニペットの保存、バグの記録など、さまざまな情報を扱う必要があります。

Notionを使用すれば、これらの情報を一つのプラットフォームで一元管理できるため、必要な情報にすぐにアクセスできます。

例えば、プロジェクトごとにページを作成し、その中にメモやコードを整理して保存できます。

私の場合は同じことを反復しがちな環境構築やコマンド実行方法などを、特に残すようにしています。

 

カスタマイズ可能なテンプレート

Notionは豊富なテンプレートを提供しており、エンジニアリングに特化したものも多数存在します。

例えば、タスク管理テンプレートを利用すれば、進行中のタスクや未解決のバグを視覚的に管理できます。

また、自分のニーズに合わせてカスタマイズできるため、個々のプロジェクトに最適な構造を作り上げることが可能です。

 

マルチプラットフォーム対応

Notionは、デスクトップ、スマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスで利用可能です。

これにより、オフィスや自宅、外出先でもアクセスできるため、どこでも作業を続けることができます。

クラウド同期機能を活用することで、最新の情報を常に持ち歩けるのも大きな利点です。

何かひらめいたり思いついた場合でも、ノートPCはもちろんスマートフォンでも編集できるのは非常に便利です。

 

コラボレーション機能

個人開発であっても、時には他のエンジニアと協力して作業を進めることがあります。

Notionの共有機能を使えば、チームメンバーとドキュメントを簡単に共有でき、リアルタイムでのコラボレーションが可能です。

これにより、アイデアの共有やフィードバックの収集がスムーズに行えます。

私は実際にNotionに記載した環境構築のページを閲覧権限に限定し、他のエンジニアにナレッジシェアしたこともあります。

 

Notionを使った効率的な備忘録の保存方法

プロジェクトごとのページ作成

まずはプロジェクトごとにページを作成し、その中に開発に関するメモ、タスクリスト、コードスニペット、リンク集などを整理します。

各ページはブロック単位で自由にカスタマイズできるため、自分に合ったレイアウトを作成します。

 

タグとフィルターの活用

メモやタスクにタグを付けて分類することで、後から情報を検索しやすくなります。

また、フィルター機能を利用して特定の条件に合致する情報だけを表示することも可能です。

これにより、必要な情報に素早くアクセスでき、作業効率が向上します。

 

定期的なバックアップ

重要なドキュメントやデータベースを定期的にバックアップすることをお勧めします。

Notionにはエクスポート機能があり、MarkdownやPDF形式でデータを保存できます。

これにより、万が一のデータ損失にも備えられます。

 

まとめ

Notionは、ITエンジニアが個人開発を行う際に非常に有用なツールです。

一元管理、カスタマイズ性、マルチプラットフォーム対応、コラボレーション機能など、多くの利点を提供します。

Notionを使って備忘録を保存することで、情報の整理が簡単になり、効率的な開発環境を構築することができます。

個人開発をさらに進めたいと考えている方は、ぜひNotionを試してみてください。


参考リンク