
【あるある】アラサー未経験エンジニア、周りのエンジニアとの知識レベルの差
こんばんは!IT業界で働くアライグマです!
アラサーでエンジニアに転職すると、最初にぶつかる壁の一つが周りのエンジニアとの知識レベルの差です。新卒や20代前半の若手エンジニアと比べ、自分の知識が浅いと感じることも多いでしょう。特に、未経験からのスタートだと、日々の業務でわからないことだらけで焦ることもあります。
この記事では、アラサー未経験エンジニアが感じる知識レベルの差の具体例と、そのギャップを埋めるための方法について紹介します。
周りのエンジニアとの知識レベルの差を感じる瞬間
技術用語が飛び交う会話についていけない
開発チームの会話では、専門用語や略語が当たり前のように使われるため、未経験エンジニアにとっては難解なことが多いです。例えば、
- 「このAPIのレスポンス、JSONじゃなくてXMLで返ってくるの?」
- 「この処理は非同期で実行したほうが良いね」
- 「デプロイ後にキャッシュクリアしないと反映されないよ」
このような会話が日常的に交わされており、意味を調べながら聞くのが精一杯ということもあります。
コードレビューで指摘されるポイントが理解できない
未経験のエンジニアにとって、コードレビューは学びの場ですが、指摘の内容が難しく感じることもあります。
- 「この関数、DRY原則に反してるから修正しよう」
- 「この処理はO(n)だから、もっと効率の良い方法を考えてみて」
- 「サービスクラスにビジネスロジックを書いたほうが分離しやすいよ」
こうした指摘が飛んできても、そもそも何を意味しているのか理解できないということがよくあります。
タスクの進め方がわからず手が止まる
未経験エンジニアは、与えられたタスクの進め方がわからず、手が止まることがあります。経験者なら直感的に判断できることも、未経験者には大きなハードルです。例えば、
- バグの原因を特定するためのデバッグ方法がわからない
- どのライブラリを使うべきか判断できない
- 設計の意図を理解できず、実装の方針を決められない
「調べることが多すぎて時間ばかりかかる…」と感じることも多いでしょう。
知識レベルの差を埋めるためのアプローチ
基礎知識を徹底的に固める
知識の差を埋めるためには、基礎をしっかり固めることが重要です。特に、以下の分野は早めに習得しておくと、実務でも困りにくくなります。
- プログラミング言語の基礎(変数・関数・オブジェクト指向など)
- バージョン管理(Git)(ブランチ運用・コンフリクト解決など)
- データベースの基本(SQL・インデックス・正規化など)
- HTTPの仕組み(リクエスト・レスポンス・ステータスコードなど)
先輩エンジニアのコードを読む
実際の開発現場では、他のエンジニアが書いたコードを読むことが一番の学習になります。
- 自分が関わっているプロジェクトのコードを積極的に読む
- コードレビューでの指摘を深掘りして学ぶ
- オープンソースのプロジェクトを参考にする
良いコードをたくさん読むことで、実践的な書き方や設計の考え方を学ぶことができます。
わからないことはすぐに質問する
「こんなことも知らないの?」と思われるのが怖くて質問を躊躇することもありますが、わからないことは早めに聞いたほうが成長が早いです。
質問するときは、以下のポイントを意識するとスムーズです。
- 自分で調べたことを伝える(「公式ドキュメントを読んだのですが…」)
- 何がわからないのか具体的に伝える(「この関数の引数の意味が理解できません」)
- 結論を簡潔に伝える(「要するに、AとBのどちらを選べば良いですか?」)
実際に手を動かして学ぶ
プログラミングの学習は、「知識を得る」だけではなく、「手を動かして実践する」ことが大切です。
- 小さなアプリを作ってみる(TODOアプリ・チャットアプリなど)
- 競技プログラミングやコーディング問題に挑戦する(AtCoder・LeetCodeなど)
- 実務で使っている技術を個人開発で試してみる
「自分でコードを書いて動かす経験」が、知識レベルの差を埋める近道になります。
まとめ
アラサー未経験エンジニアが周りのエンジニアとの知識レベルの差を感じるのは、決して珍しいことではありません。しかし、焦る必要はなく、一歩ずつ着実に学び続けることが大切です。
- 基礎をしっかり固める
- 先輩エンジニアのコードを読む
- わからないことを質問する
- 実際に手を動かして学ぶ
こうした取り組みを続けていけば、少しずつ自信がつき、エンジニアとしての成長を実感できるようになります。最初は大変ですが、続ければ確実にレベルアップできるので、焦らず取り組んでいきましょう。